「分かれて久しくなれば必ず合一し,合一して久しくなれば必ず分かれる。」という意味。
「三国志演義」第一回冒頭部分にある表現。

「话说天下大势,分久必合,合久必分。周末七国分争,并入于秦。及秦灭之后,楚、汉分争,又并入于汉。汉朝自高祖斩白蛇而起义,一统天下,后来光武中兴,传至献帝,遂分为三国。」

日本語訳:
さて,天下の大勢は,分裂が久しくなると必ず統一され,統一が久しくなると必ず分裂する。周の時代の末期は七国が分かれて争い,秦の時代に入った。秦滅亡後は,楚と漢が争い,漢の時代に入った。漢朝は高祖(劉邦)(芒碭山で)白蛇を斬って義兵を起こし(*「斬蛇起義」),天下を統一したのに始まり,後に光武帝(*後漢王朝の初代皇帝)の中興があり,献帝(*後漢の最後の皇帝)の御世まで続いたが,遂に三国に分かれた。

◎意義
百度百科によると以下のとおり。
https://baike.baidu.com/item/%E5%88%86%E4%B9%85%E5%BF%85%E5%90%88%EF%BC%8C%E5%90%88%E4%B9%85%E5%BF%85%E5%88%86

「分久必合,合久必分」とは,人や事物は無常にして変化するものであり,「分裂」したり「合一(/統一/統合)」したりして一定していないことを指す。この句は,人物や事柄の発展における「分裂」や「合一」には一定の必然性があり,これは事物の発展の規律と必然的な運命であるということを表すために用いられる。

◎元記事
张怡【分久必合】
http://blog.livedoor.jp/lianying/archives/74681312.html